

かぼちゃは大きく分けると「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3つに分かれます。「打木赤皮甘栗かぼちゃ」は「西洋かぼちゃ」の一種ですが、「西洋かぼちゃ」は肉質が栗のようにホックリしているところから「栗かぼちゃ」とも言われます。
「西洋かぼちゃ」には黒皮、赤皮、白皮、青皮がありますがほとんどが黒皮系の品種です。「日本かぼちゃ」は肉質が粘質(いわゆるベチャベチャした果肉)で、「西洋かぼちゃ」の方が断然人気がありますが、「赤皮かぼちゃ」は黒皮や白皮のようにホクホクしていませんし、肉質は「日本かぼちゃ」に近いような気がします。その分煮汁とのなじみも良く、日本料理の炊き合わせなどにはぴったりです。「赤皮かぼちゃ」の美しい色が生きる料理法でもあります。
「打木赤皮甘栗かぼちゃ」は昭和の初めに福島県の「会津赤皮甘栗かぼちゃ」を金沢の打木地区に導入し改良を重ねた結果、優れた品種として認められ一時は全国的に栽培されたそうです。
しかしその後、黒皮栗かぼちゃの「えびす」などの品種改良が進み、市場を席巻し始め、次第に需要がなくなりました。現在この「打木赤皮甘栗かぼちゃ」を出荷している農家はほんの3~4軒でしょうか。ただ近年では「加賀野菜」の代表選手として認められ、少しずつ需要も伸びてきています。

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