

「金時草」はインドネシア原産で、日本には18世紀に渡来したと言われています。熊本の水前寺で栽培されていたので、一般的には「水前寺菜」と呼ばれていますが、今ではほとんど金沢でしか栽培されていないようです。
金沢へは藩政時代に農家の人が熊本から持ち帰り、自家用に栽培したのが始めとされています。
金時草はたいへん強い植物でどんなところでも栽培できますが、日陰の場所を好み、一株から取っても取ってもわき芽が伸びて、また収穫できるというありがたい作物でもあります。
「金時草(きんじそう)」という名前の由来は、葉の裏側の「金時色(きんときいろ)」(赤紫色)から来ているようです。茎と葉裏が赤紫色、葉の表は緑色で、色のコントラストも美しい珍しい野菜です。
食べた感じ見た感じでは「つるむらさき」に似ていて、土臭さとぬめりのある、いかにも身体に良さそうな野菜です。栄養学的にはカロチン・ビタミンB1・ビタミンC・カルシウム・鉄分などが多いと言われています。

夏バテ防止・貧血・イライラ・骨粗鬆症・疲労回復に効果が期待できます。