旬の加賀野菜と北陸の地酒を金沢よりお届けする、株式会社柿市商店の「かきいちWEB SHOP」。
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野菜のミニ知識とレシピ
金沢弁でご紹介

日本で最後に旬を向える地物の「たけのこ」は、春の名残りの「加賀野菜」です。

イラスト「たけのこ」っちゃあ、まあ名前の通りながやけど、竹の子供ちゅうこっちゃわいね。ちゃんとしたがにゆうたら、竹の地下茎から枝分れした若い茎ちゅうこっちゃ。

たけのこはどんな竹のたけのこでも食べられるがやと。ほんでも私ら普通に食べとるがは孟宗竹や。でかくてエグないし、甘ておいしいさけね。

孟宗竹ちゅうもんは中国のもんねんて。日本に入ってきたがは18世紀の初めに薩摩の殿さんの島津公が沖縄から取り寄せた2株がいちばん最初らしいげんわ。ほんで、その後全国に広まってんて。

金沢の地物のたけのっか明治3年に内川村に江戸から持って来てんて。今は内川やら富樫のあたりで一生懸命作っとるがや。

あんた、ただ「たけのこ」ちゅうたってほっときゃ出来るもんねえげんぞ、ちゃーんと世話しんかったらいいたけのこ出来んげえわ。知つとるけ?竹林からただ出てくるもんじゃ無いちゅうこっちゃ。

内川のたけのこなぁ「別所のたけのこ」って名前つけて売っとるげんけど、全国的に見てもなかなかいいもんらしいわ。ほんでこれ「加賀野菜」んなかに入っとるげんよ。ほやけど、なんせ採れる時期が遅いげんて。4月の終わりから5月やろ。そんなもんあんた金沢の人かって遠所(えんじょ)のたけのこ、いやっていうほど食うて飽いてしもとるわいね。いっくらいいたけのこやちゅうても、いまいち高い値段付かんがはそんながや。

ほんでも、たけのこっちゅうがは掘って時間経ったらエグーなってしもやろ。地物やったらほんとに朝掘ったが食べることかって出来るし、いいと思うげんけどね。

わたしんちゃー八百屋やけど、親戚のおじさん持って来てくれる掘りたてのたけのこなぁ、真っ白で切ったらパリパリーっと割れて、ほんとにおいしいもんの。全然ちごわ。ほんでもあんた、おじさんなたけのこ一つ一つ新聞紙で巻いて氷詰めにしてくるげんぞ。魚よりはよ熟(な)れてしもうてゆうげんて。

ほんとにそれ見たら、たけのこだけんなーて物粗末に出来んちゃ。作っとる人な、自分の作ったもんそこまでして一番おいしく食べてほしいと思っとるげんて。食べる人かってそれに答えてあげんなんがんないかいね?ほやろ?

ま、ちょこっといらん話までしてしもたけど、内川の人らかって同じやろ。朝はよから一生懸命たけのこ掘っとるげんぞ、おいし~がに料理して食べてやってたいまんね。頼んまいね。

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