

かぼちゃには「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類ありますが、「糸うり」はペポかぼちゃの一種で、同じ仲間にはズッキーニやテーブルクイーンなどがあります。
「糸うり」は大変珍しい野菜で、ゆでて果肉をかき出すと糸のようにほぐれます。そのため「金糸うり」「そうめんかぼちゃ」「なますうり」などと呼ばれています。
食べた感じもかぼちゃとは程遠く、シャキシャキしてさっぱりとしています。大根の千切りをさっとゆでたようなといえば、やや近いでしょうか。
最もかぼちゃらしいところは、その皮の硬さと貯蔵性の高さでしょう。夏が旬ですが秋口まで充分もちます。
あまりメジャーではない「糸うり」ですが、その来歴は意外に古く、19世紀末に中国から渡来し、日本人の嗜好に合ったため各地に根付いたそうです。
しかしながら現在では、食べ方を知る人も少なく店頭でもあまり見かけられません。(能登野菜)

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