旬の加賀野菜と北陸の地酒を金沢よりお届けする、株式会社柿市商店の「かきいちWEB SHOP」。
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野菜のミニ知識とレシピ
金沢弁でご紹介

かぼちゃ界の異端児「糸うり」は、シャキシャキさっぱりした不思議な食材です。

イラストかぼちゃにゃ「日本かぼちゃ」「西洋かぼちゃ」「ペポかぼちゃ」の3種類あるげんけど、「糸うり」はペポかぼちゃの仲間ねんわ。同じペポかぼちゃの中には最近人気のあるズッキーニやらテーブルクイーンなんかがあれんて。

「糸うり」なあほんとに珍しい野菜で、茹でて中身かき出したら糸みたいにほぐれて出てくれんわ。ほやし「金糸うり」たら「そうめんかぼちゃ」たら「なますうり」なんて呼ばれとれんちゃ。

食べてみたらかぼちゃなんかと全然ちごうげんて。シャキシャキしてさっぱりした感じねんちゃ。なんちゅうか大根の千切りをさっと茹でたような感じかな?かぼちゃらしいとか皮の硬いとこと、長い間痛まんとこやね。夏のもんやけど秋の初めごろまで在るさけ。

「糸うり」なんてあんまし知られとらんやろうけど、日本に渡ってきたがわ相当昔ねんぞ。19世紀の末に中国から来てんて。そんで、そのさっぱりしたとこが日本人の好みにおうたもんで、いろんなとこで栽培されてんて。

ほんでも今じゃ食べ方知っとる人かってあんましおらんし、店先でもあんまり見んわいね。あんた食べ方知っとるけ?知らんがなら教えてあげるとこと。

まず、鍋で茹でれんけど、でかいさけ、切らな鍋に入らんげえて。切るときゃ縦でなあて横に輪切りにすれんぞ。なんでかてゆうたら、糸うりの繊維が横に巻いとるさけねんわ。ほして、種とワタ取ってしもてから茹でてたい。そん時茹ですぎたらだめねんぞ。下手くそなもんな茹ですぎてドロドロにしてしもがやちゃ。ほんなん、なーんもおいしないわいね。

茹でてしもたら、さっと水にさらして、よー水切ってからつこうがや。「酢のもん」やら「和えもん」やら「サラダ」なんかでも色きれいやさけいいやろ。魚や貝なんかと組み合わすと旨味も出ていいらしいよ。

「糸うり」なんかなーても他に旨いもんたーんとあつし、別にいいがかもしれんけど、せっかく昔からあれんさけ、ないがんなったら残念くさいがいね。それにこんな日の目を見んような野菜やさけ、いまだに旬があるがかもしれんて。せめて地元の人ぐらい、えんじょの人に食べ方聞かれたら教えてあげられるようにしといてほしいげんけどねぇ。だっちゃかんかなぁ。

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