金沢の地野菜の中で、加賀野菜として認定されても不思議ではないほど古くから作り続けられ、
しかも特に品質が優れていたり、ほかの地方でほとんど作られていない野菜をここで紹介します。
加賀丸芋は山芋属つくね芋群に属する高級品種。粘りが強く、おろしても箸でつまみあげることができるほどで、他の山芋に比べ栄養価も高い。加賀野菜に認定されないことが疑問に思えるほど、地元では自慢の地野菜。
とろろ汁、麦トロ、マグロの山かけや磯辺揚げ、お好み焼き風に焼いても格別の一品。
旬の時期/10月〜2月 主な産地/寺井・根上・鶴来・鹿島・珠洲
吹立菜は金沢の漬け菜の一種で、藩政時代に栽培が始まった。小松菜とは兄弟同士だがはるかに力強い外見で、色合いも深い感じ。おてんば娘にたとえられ、「てんば菜」の別名もある。
漬物や煮つけ、お浸しのほか郷土料理の「てんばおくもじ」の素材もこの菜。
旬の時期/12月〜3月 主な産地/米丸・二塚・押野地区
ペポかぼちゃの一種で、茹でると果肉が糸状にほぐれるところから「糸うり」。「そうめんかぼちゃ」「金糸うり」「なますうり」など様々な名で呼ばれる。全国的な市場にはほとんど出回らず、生産地の市場で見かける程度。
糸状にしたところで、酢の物やサラダ、あんかけ風にしても良し。ただし茹ですぎは禁物。
旬の時期/7月〜8月 主な産地/柳田村・崎浦・花園地区
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