酒の失敗談・とんでもなく痛い目にあった日

酒の失敗談・とんでもなく痛い目にあった日

Feb 5, 2020

【酒の失敗談・とんでもなく痛い目にあった日】

9月22日(日)

柿市・秋のバス旅行が決行されました。

金沢を早朝に出発して遅くとも夜9時には自宅に戻れるぎりぎりのラインが片道3時間の距離ということで、今回は名古屋方面への旅になりました。

コースは金沢を出発しまして・・・

①『トヨタ産業技術記念館』見学➡ ②『ひすい焼きステーキ・八傳』で近江牛のステーキ会席➡ ③『名古屋城』散策➡名古屋市科学館④『プラネタリウムドーム』世界最大のドームで星空を満喫➡帰路という行程です。

●【朝いちで人知れずやらかしたこと】

集合時間は、午前5時50分。

時間を過ぎてもまだ姿の見えない者が2名。すぐさま携帯で呼び出します。1人はすでにこちらに向かっているようでしたが、もう1人の古参社員の方は呼び出しの電話で目覚めたようで

「すぐ行くさけ頼んこっちゃ10分だけ待っとってくれ」

と懇願してきたようです。

 

今回は大人19名、子どもは(姉妹)2名のはずが1名風邪気味で欠席になってしまい20人のこじんまりした人数になりました。

 

「欠席」と聞いておせっかいなことを思い立った私です。来られなくなってしまったその子にせめて用意したお菓子やジュースを渡してあげようと。

バスに積み込んだお菓子を抱えてバスから降りようとした時、

ん゛、ぎゃっ

丈の長いパンツの裾を思いっきり踏んでバスのステップから駐車場のコンクリートにヒザから

ダ~イブ!!!

痛さに悶絶しました。

(この後歩けんかもしれん)とっさにそう思いました。

私ごときがケガをして行けなくなっても誰も悲しむ者などいないことはわかっています。ただ、楽しい旅の出端をくじくようなことだけはしたくないと思いました。懸命に立ち上がろうとする私は、生まれたての子ヤギのようにプルプル震え、力を入れるとヒザが思わぬ方向にガクります。まるで他人様の足のようです。やっとのことでコンクリート塀につかまって立ち上がり、自分的には精一杯頑張って普通に歩いたつもりでしたがその姿は尋常でなかったようです。

「何や、あんた。その歩き方おかしいぞ。何したん?」

その声で皆の視線が一気に私へと注がれてしまいました。

その時とっさに出たウソが「ぎっくり足になった」でした。

「ギックリ足って何や? 」

「大丈夫かいね。あんた変やぞ。」

「湿布あげっか。わたし湿布持ってきたし」

母と姉から譲り受けた湿布で流血したヒザにフタをすると、足中に残りを貼りめぐらしました。もちろん誰にも見られぬように。これでなんとか最悪の状況は避けられましたが、この後人知れず激痛と闘わねばならんことになりました。

●【出発した時から】

遅刻者も到着してバスが出発したのは15分遅れのことです。バスの中ではお弁当をつまみにいきなり酒盛りが始まっています。なんとも柿市らしい光景がバスの中に広がり、十分もしないうちから「すんません、トイレお願いします!」の声が飛び出します。

 

ちょうど最初のインターで一人ピックアップする予定だったので、ここで早くも1回目のトイレ休憩をとることになりました。なのですが、今、飲み始めたばかりだというのに遅刻してきた古参社員の様子がどうも変です。この時点でもう千鳥足(?)ドチドチと足元もおぼつきません。

(あんた、まさか飲んできた?)

 

●【トヨタ産業記念館 見学では】

1つ目の見学先『トヨタ産業技術記念館』では、この古参社員がみんなについこの前自分が転んだ時のことを熱弁するうち、本当に後ろにぶっ転がってしまいました。勢い余って後頭部まで床に強打して他の見学者をもドン引きさせています。どんどん[やばい感]が増幅しています。

「あんた飯食うたら、名古屋城は周らんとバスの中で寝とれ!」

↑これ、この時発せられた社長命令です。

 

●【お昼ご飯中は】

飲み放題付きの昼食は分厚くてやわらかな近江牛のステーキでした。飲み放題なのに瓶ビールは「プレミアムモルツ」、ワインも名のある本格的なものが瓶ごと提供されていました。なので安心してガンガン食ってガンガン飲んじゃいました。

あーっと、問題の古参社員はと言いますと、対面に座った女子目掛けて焼酎をぶちかますは、箸は落とすは、相変わらず期待を裏切らない行動を繰り返しています。

バスに戻った彼に社長がもう一度念押ししました。

「あんたは次の名古屋城来んでいいからバスの中で寝とんまっし。」

 

●【名古屋城 散策では】

・・・さて、みんなで揃って場内に入ろうとすると「来るな」と言われた彼をもう一人の遅刻者が連れて来ちゃってます。(この二人、どこかズレてます。)

「うっわっ、連れて来とっし」

仕方がないのでここで車イスの出動です。車イスに腰を下ろそうとしたこの方、目算を誤って手前の砂利の上にすっ転がって今度は流血しています。一体何回転ぶつもりでしょうか?

 

「来るな」と言った社長が見るに見かねで彼の車いすを押し出しています。そして[金のしゃちほこ]の前で二人写真に納まった後、古参社員が何故かここで感極まって号泣しています。(なぜ泣く? 一体全体どうなってんのこの人?)


●【プラネタリウムドームでは】

名古屋城を歩きまわった後のプラネタリウムは、はっきり言って最悪でした。お酒も回って気持ち良~くなった柿市社員、固まって座った一角から猛烈なイビキのオーケストラが始まってしまいました。社長自ら職員にイビキで注意を受けたらしいです。おそらくこの50分間目を開けて鑑賞できた者はいなかったはずです。世界最大のドームだったんですけどねぇ・・・

1人に1つ渡された晩御飯用のお弁当です

あ、問題の古参社員はもちろん席に着いたなりから終わるまで高いびきでした。

 

●【予定通りの到着】

さてさて午後8時30分、ほぼ予定通り無事に柿市駐車場に到着できました。

その間「時間の都合上お手洗いはこちらで最後になります!」とアナウンスする添乗員が超怒プンになるほど何度も何度もトイレのためにバスをストップさせた我々でーす。

 

PS:私のヒザはと申しますと、今も階段を降りる時、しゃがんで立ち上がる時、目が吊り上がるほど痛みます。「まじで痛ってーし。これ何のバチけ?」